ドラえもんは日本国民が知らない人はいない超有名漫画で、アニメも長い間放映されています。アニメと漫画がありますが、私はどちらかというと漫画原作の方が好みです。漫画は意外とブラックな話やシリアスな話もたくさんあって、子供向けと思って舐めてはいけないと思わされます。

そんなどらえもんのシリアスな話で私が一番好きなお話は「のび太の結婚前夜」です。

大人になったのび太としずかちゃんが結婚する前夜に、タイムマシーンに載ったのび太とドラえもんがそれを眺めるという感じのストーリーです。

のび太との結婚生活がうまくやっていけるか不安なしずかに対する、しずかの父の言葉に胸を打たれました。

「のび太君はいい青年だよ。彼は人が嬉しい時にともに笑い、悲しい時には涙を流すことができる。人にはそれが一番大事なことだからね。」台詞は不確かですが、たしかこんな感じの内容でした。

私は、人と自分をくらべて自分を卑下したり、人の幸せを素直に喜べなかったりしたことがあったので、この台詞はとても心に刺さりました。

改めてドラえもんという作品の奥深さに感動し、自分ものび太のような人間になりたいと思い、現在も奮闘中です。